【全体講評】
試験時間:110分
解答問題数:4
解答形式:全問記述式
分量・難易(前年比較):分量=変化なし,難易度=変化なし
出題の特徴:すべて標準的な出題であり、分野もバランスよく出題されている。
その他トピックス:正12面体に関する出題は珍しい。
【大問分析】
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大問1<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:ベクトル(空間)
・範囲:数学B
・コメント:
入試で正12面体がテーマになるのは珍しいので、とまどった受験生もいただろう。
たとえば、OAとCDが平行であるなど、正五角形の対角線と一辺が平行であることを
利用する。
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大問2<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:三角関数、微分法
・範囲:数学II、数学III
・コメント:
g(θ)はタンジェントの加法定理を利用する。微分は普通のレベル。
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大問3<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:確率
・範囲:数学I
・コメント:
状況の推移を丁寧に追っていけばよい。状況を整理する力が問われている。
(3)は余事象を利用する。
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大問4<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:積分法
・範囲:数学III
・コメント:
関数の漸化式の問題。(1)(2)ともに部分積分法を利用するが、(2)はすなおにはいかず、
漸化式の見かけからは意外だが、(2)はk=n-2,n-1の仮定からk=nを証明することになる。
(1)の段階で、f2の計算のときにf1の利用に気づいたかがポイント。
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