【分析・速報】2011年度福井大学・小論文（前期：医学部看護学科）

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福井大学医学部看護学科の小論文の分析です。

 

【概要】

＊例年通り，文章読解型の出題で，大問１問・小問2問の構成であった。

＊2009年度入試以降続いていた

「問１：100字以内，問２：600字（計700字程度）」の出題パターンから，

「問１：150字以内，問２：400字以内（計550字程度）」のパターンとなり，論述文字数が大きく減少した。

＊問２の論述文字数と出題のされ方は，昨年度よりやや難化した。しかし，文字数が少なくなった分，解答時間にはやや余裕ができたため，全体の難易度としては標準的であるといえよう。

 

【設問分析】

問１：文章中にある「知足人」の意味を論述させる問題で，長年続いているパターン。

問２：「人材育成」について考察させるものであったが，「重要なものを２つ」具体的に示す制約が付き，字数も400字以内と短い論述となったため，例年の傾向をもとに対策を行ってきた受験生にとっては戸惑うものだったかもしれない。昨年は比較的論述しやすい題材で「賛成or反対」型の考察の指示もあり，やや簡単であったことから，本年度は昨年と比べるとやや難しくなった。

 

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