【全体講評】
解答形式:記述式(一部選択問題)
分量・難易(前年比):分量=変化なし,難易度=変化なし
特徴:現代文2題・古文1題
*評論と随筆または小説の組み合わせはこの大学の定番である。論理的な面と感性的な面を試そうとする意図がうかがえる。
【大問別分析】
問題1 現代文(評論)子どもの言語教育のあり方(難易度:標準)
*この大学では言語を扱った文章がよく出題される。文章は比較的短い。本年度もこの傾向に沿っている。
*設問は記述問題と選択問題の組み合わせで、これも従来どおり。前者は抜き出しのみ。易しい印象を与えただろう。後者は紛らわしい選択肢がなく、明快に正解が決まる。問5は二つとも正解したい。
問題2 現代文(随筆)インドの仏教について(難易度:標準)
*山折哲雄は入試頻出の論者の一人。随筆ということもあって読みやすく、筆者の考えも把握しやすい。
*設問はやはり記述問題と選択問題の組み合わせ。内容説明問題は多く、難しい印象を与えたかもしれない。問3のような、空欄補充形式による説明問題はこの大学の特徴の一つ。語彙力が問われる。
問題3(ただいま準備中。まもなく公開予定です。)
【学習対策】
(現代文)記述問題と選択問題の組み合わせであり、設問の種類も多い。さまざまな問題演習によって実戦力を身につけよう。
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