【全体講評】
試験時間:人間社会・医薬保健(保健学類)60分、医薬保健(医学・薬学・創薬科学類)2科目で120分、理工100分
解答問題数:人間社会・医薬保健(保健学類)1〜3、医薬保健(医学・薬学・創薬科学類)3〜5、理工1〜5
解答形式:記述式
分量・難易(前年比較):分量=変化なし,難易度=変化なし
出題の特徴:全体的には標準的だが、基本からやや難しい設問まで幅広く出題されている。
その他:グラフの描図問題が出題された。
【大問分析】
大問 I <難易度:やや易>
・出題分野・テーマ:熱力学(気体の状態変化)
・範囲:物理I、物理II
・コメント:
気体の状態変化の基本的な問題。定番の定圧、定積変化や用語を答えさせるだけなどもあり、
やさしい設問が中心。
(8)は気体の仕事がピストンの位置エネルギーと弾性エネルギーになることに着目する。
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大問 II<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:力学(自由落下、衝突)
・範囲:物理I、物理II
・コメント:
自由落下と衝突現象を組み合わせた問題。問7、8、9で差がつきそう。
計算がやや煩雑になるので要領よく計算したい。
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大問 III <難易度:標準>
・出題分野・テーマ:電磁気(ローレンツ力)
・範囲:物理II
・コメント:
ローレンツ力による荷電粒子の円運動を扱った標準的問題。
後半の斜めに入射した場合は図形的に運動を把握することが必要である。
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大問 IV <難易度:標準>
・出題分野・テーマ:波動(水面波の干渉)
・範囲:物理I
・コメント:
水面波の干渉の問題。全般に与えられた図を読み取ることがポイント。問6は間違えやすい。
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大問 V<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:力学
・範囲:物理I
・コメント:
見慣れない装置に戸惑ったかもしれないが、難しく考えずに解答していけばよい。
問2はfの向きが特定できない。問6は力学的エネルギー保存則。
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