【全体講評】
試験時間:110分
解答問題数:4(理数教育コースは1〜4、それ以外は1〜3、5)
解答形式:全問記述式
分量・難易(前年比較):分量=変化なし、難易度=変化なし
出題の特徴:難易は大半が標準的だが、やや面倒な計算も含まれる。
【大問分析】
大問1<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:確率
・範囲:数学I
・コメント:
各面が等確率で出ない変形サイコロの問題。それほど難しくないが、期待値の計算がやや面倒。
丁寧に計算しよう。
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大問2<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:三角比、平面図形、数列
・範囲:数学I、数学A、数学B
・コメント:
図形の部分は三角形の相似でもよいが、(1)では三角比を、(3)ではベクトルを利用すると
簡明である。
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大問3<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:平面のベクトル
・範囲:数学B
・コメント:
条件を素直にベクトルで表現して方程式を作るが、文字定数kを含むので、
少し計算で手間取るかもしれない。慎重に計算しよう。
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大問4<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:微分法、積分法
・範囲:数学III
・コメント:
(2)は部分積分の計算を丁寧にしていこう。(3)の面積は計算の一部に(2)の途中計算などが
利用できる。
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大問5<難易度:標準>
・出題分野・テーマ:図形と方程式、微分法
・範囲:数学II
・コメント:
S(t)は台形OABCからまわりの三角形の面積を除くという方針で解くとよい。
解法によっては絶対値をはずす処理が面倒になるので解法の選択が重要。
S(t)が求まれば、あとは標準的。
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